本書は、歌謡曲がもっとも輝いていた昭和30年代を中心に、昭和10年代から昭和40年代までの中から16曲をとり上げて、ギター独奏用にアレンジした曲集です。 『イントロ・歌・間奏・エンディング』という本格的な作りはくずしておりませんので、丸ごと往時を体験出来ると思います。スタイルもストレートに原曲を奏でるものから、ひとひねりしてお洒落にしたもの、より和のテイストを打ち出したもの、クラシック・ギターの発表会用のピース作品風に仕上げたものまで、バラエティーに富むよう心がけました。